他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。NicoleKalはいかにマダムというものが素晴らしいかを主張し始めた。

周りの人間は誰もNicoleKalの言葉を聞いていなかった。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。何を思ったのかセクシーダイナマイトの話しをはじめた。

TonySlugsを警察に通報するべきか悩むところだ・・・。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している青年が入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。RonaldPlandはいかにコギャルというものが素晴らしいかを主張し始めた。

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある野郎が入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。ScottGlimiは辺りかまわず罵った。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

店も賑わいを見せる頃、またSheilaWRATOがやってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。SheilaWRATOは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

この店でのトラブルはごめんだ。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Peterfleteはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

とても大和撫子を恐れている。私はそう直感した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の男が店に入ってきた。Jamesgatは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

Jamesgatの話を聞いていると私まで憂鬱になる。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。このプリンスが話すことといえばいつも女の子の事だ。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。Wlasovaebugは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

Kimeasedは一度医者に診てもらった方がいいかもしれない・・・。