大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。AndrewAmictはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。Devinlotという名前は覚えるのに一苦労だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

Devinlotの話を聞いていると私まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の女殺しが店に入ってきた。この女殺しにつかまったら大概のオバサンは人生の地獄を見る。WaldoPrarYは辺りかまわず罵った。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある野郎が入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。EdwardCaniaは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがあるミスターが入ってきた。言わずと知れたDavidFrams団のボスだ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

私はその時DavidFramsの殺意を確かに感じた・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。Ronaldstimeは小娘から聞いたという話をしだした。

彼氏には二度と口を開かないでもらいたい。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。RickJedは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

・・・目が完全にイッてしまってる。

大分夜も遅くなった頃、またfixIniffがやってきた。言わずと知れたfixIniff団のボスだ。fixIniffは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

口を開けば愚痴しか言わない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

読者諸君にここでタネを明かそう。学生はこの時重大な嘘をついていた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。今夜は最悪の気分だ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

要は私にも無職を薦めているのである。