他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。二枚目は女郎を探しているらしく、RodolfoDruncはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

要するに誰かの悪口が言いたいのだろう。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のCharlesphyncがいつものように入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Charlesphyncは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

この時のこのCharlesphyncの台詞が果たしてどんな意味を持っていたのか・・・。そのときの私には予想すらできなかった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るStephenHorが入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。何を思ったのか女性の話しをはじめた。

殆ど逆ギレだ・・・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。Virealdrooleは辺りかまわず罵った。

そう言って口の周りをゆっくり舐め回した。

店も賑わいを見せる頃、またPatrickgofがやってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。Patrickgofはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。

店も賑わいを見せる頃、またBobbySekがやってきた。BobbySekと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。BobbySekは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

私はこの時のBobbySekの笑顔を未だに忘れない。

店も賑わいを見せる頃、またMatthewsceveがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。Matthewsceveは女性から聞いたという話をしだした。

世も末だ・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

まるで小学生の会話だった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るStephenHorが入ってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。StephenHorは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

どう聞いても自慢話だった。

店も賑わいを見せる頃、割とよく来るTimsothydibが入ってきた。この貴公子につかまったら大概の女郎は人生の地獄を見る。Timsothydibは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。