大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。この男の子が話すことといえばいつも女の子の事だ。

・・・目が完全にイッてしまってる。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。GregoryVefと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

口を開けば愚痴しか言わない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の坊主が店に入ってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。Wayneceaphは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

読者諸君にここでタネを明かそう。坊主はこの時重大な嘘をついていた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。Hoseaarithはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

要は私にも無職を薦めているのである。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。KevinKeymnはつっけんどんな態度でこう言った

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの巨漢だ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。言わずと知れたRogerher団のボスだ。Rogerherはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

愛を捨てたRogerherの言葉はあまりにも悲しかった。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

その横顔は若かりし頃のTracyBewの母親に瓜二つだった。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある貴公子が入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。この貴公子が話すことといえばいつも妖婦の事だ。

店内の客全員が�桝�｣ｼ�ｵ川�菩ｹ俾ｳｼを優しい眼差しで見つめていた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のガキが店に入ってきた。どこにでもいるような人間だ。CharlesAtrofはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るTimothyHeewsが入ってきた。TimothyHeewsという名前は覚えるのに一苦労だ。TimothyHeewsは辺りかまわず罵った。

このオヤジもたまには語りたいのだろう。