店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

私はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。

店も賑わいを見せる頃、またSheilaWRATOがやってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。このガキが話すことといえばいつも老婆の事だ。

・・泣きたいだけ泣くがいい。今宵の酒は悲しい酒だ。

店も賑わいを見せる頃、またAnna_Mixがやってきた。Anna_Mixという名前は覚えるのに一苦労だ。Anna_Mixはつっけんどんな態度でこう言った

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。JusticeVedという名前は覚えるのに一苦労だ。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

なかなか話し上手なオヤジだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、割とよく来るIvan_loackが入ってきた。店に入る前からIvan_loackは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。Ivan_loackは辺りかまわず罵った。

子供達が泣いてるぞ・・・。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある青年が入ってきた。バクチで散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。EdmondEmaizは周りを警戒するようにこう言い出した。

この青年は金の話しかしてこない。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAnna_Mixがやってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。何を思ったのか老婆の話しをはじめた。

老人のこの言葉がのちのち何人もの人々を苦しめることになろうとは、本人でさえも気づいていなかったのだろう。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。ここに来るようなタイプには見え無いのだが・・・。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた乙女に釘付けである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAnna_Mixがやってきた。どこにでもいるような人間だ。得意万面で初恋の話をしだした。

何を語っても冴えないガキだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、またAnna_Mixがやってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。この若造が話すことといえばいつも箱入り娘の事だ。

人と同じようにしていないと不安なのだろう。