朝方、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。Rachelneiftが入ってくるなり店内が静まりかえった。Rachelneiftは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

朝方、何回かこの店を利用しているオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。WilliamKeypeはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

最近話題の中心人物は誰かって？勿論目の前にいるこのWilliamKeypeさ。

朝方、前に見たことがある貴公子が入ってきた。Rollanddrishという名前は覚えるのに一苦労だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

Rollanddrishは一度医者に診てもらった方がいいかもしれない・・・。

朝方、何回かこの店を利用している巨漢が入ってきた。こう見えても金には汚い。何を思ったのか女郎の話しをはじめた。

中身の無い巨漢だ。

朝方、前に見たことがある学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。WilliamSipは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

朝方、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。Josephmarは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

社会に対する怒りを私にぶつけてきた。

朝方、何回かこの店を利用している男性が入ってきた。JamesimitHは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。この男性が話すことといえばいつもマドンナの事だ。

声はでかいが中身は無い。

朝方、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。青年の美貌に店内中の箱入り娘が息をのむ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

思ったほど面白い話ではなかった。

朝方、前に見たことがある若者が入ってきた。Дженерик Мурманскは終始腰を左右に揺らしている。何を思ったのかマダムの話しをはじめた。

これのどこが笑える話なのだろうか？

朝方、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。言わずと知れたSteveTow団のボスだ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

愛されたい。私にはそう言っているようにしか聞こえなかった。