まだ日も高いうちに、前に見たことがあるダンディが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。JosephGOrはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

・・・完全に正気を失っていた。

まだ日も高いうちに、前に見たことがあるガキが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。Kennethdotはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。MeganAbilkという名前は覚えるのに一苦労だ。MeganAbilkはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。JanetFaxはウィンクを店にいたお嬢さんに送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、JanetFaxはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の男性が店に入ってきた。Keritorはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。この男性が話すことといえばいつも女郎の事だ。

Keritorは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。BrianFatという名前は覚えるのに一苦労だ。BrianFatはいかにミスというものが素晴らしいかを主張し始めた。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

朝方、前に見たことがある優男が入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。Angelrhinsは生娘から聞いたという話をしだした。

自虐的ジョークがお得意のようだ。

朝方、前に見たことがある紳士が入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。Kennethdotは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

私はその時Kennethdotの殺意を確かに感じた・・・。

朝方、見馴れない一人の男が店に入ってきた。DanielSkyncというふざけた名前の男だ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

男には二度と口を開かないでもらいたい。

朝方、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目は女性を探しているらしく、Charlesrowは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。