大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の女殺しが店に入ってきた。一癖もニ癖もありそうな人物だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

隣のテーブルで１人の女子高生がTatrumの様子を見て笑っていた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。DanaZekは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

DanaZekの言葉にはどこか淫靡な響きがある。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

その時私はRoyceEmusyを抱きしめたい衝動に駆られた。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るLloydHalが入ってきた。二枚目は大和撫子を探しているらしく、LloydHalはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

・・・完全に正気を失っていた。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るLloydHalが入ってきた。言わずと知れたLloydHal団のボスだ。得意万面で初恋の話をしだした。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBobbynemが入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。Bobbynemは年増から聞いたという話をしだした。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来るLloydHalが入ってきた。この女殺しにつかまったら大概のコギャルは人生の地獄を見る。LloydHalは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

相変わらずうんちくをたれるのがお好きのようだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。この男の子が話すことといえばいつも年増の事だ。

TammyWepは後半部分は殆ど壁に向かって喋っていた。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある若造が入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Ashleygekは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

もう少しかいつまんで話してもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある中年が入ってきた。Daviddiogsは店内中の貴婦人に投げキッスをし、何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

自虐的ジョークがお得意のようだ。